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手間ひまかける美味しさ


受け継いでほしい手間ひまかけて作る手前味噌

手作りの醍醐味
小さな時から手作りが大好きでした。お裁縫もお料理もお菓子作りも、ジャンルは問わず作ることが好きなのは今でも変わりません。手作りすると自分の好きなように作れるし、何よりも作っているその時間が好き。出来上がったものも出来はともかく愛情たっぷりですしね。
大人になってからの手作りにはいろいろな変化があるように思います。結婚したばかりの頃は買うのは高いから作ってしまえと思っていたものもありますし、ただただ愛情を込めたいから手作りしていた物もあります。食に関しては子供を産んでからはまた変化して、できるだけ安心して食べられるもの、中身のわかるものという思いが強くなったように思います。
いろいろな思いを込められるのも手作りの醍醐味の一つかな。

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毎年寒くなってきたら仕込む味噌
娘を出産しヨガの学びを深め、震災があり、いろいろなことが重なって食への意識改革が私の中で起こりました。そして作り始めたのが手前味噌です。私自身の味噌仕込みの歴史はまだほんの数年ですが、きっと昔から代々受け継がれているというご家庭もあるでしょう。私の母もお味噌仕込みしているようですがここ最近のことですので我が家のお味噌レシピは私の代からスタートしました。
仕込むなんて聞くとちょっと面倒くさそうだなと思ってしまいますが、初めてお味噌を仕込んだ時に「なんだ意外と簡単なんだな。」という感想でした。すぐ食べられないのがなんとももどかしく思いましたが、寝かせている半年間をワクワクする思いで過ごしたのを覚えています。
そして出来上がりのお味噌を開けた時、ふわ〜っと香るお味噌の香りがとても美味しく、一口食べたら、びっくりするほど美味しかったのです。それ以来毎年仕込みますし、ワークショップをして簡単なお味噌仕込みを広めています。

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手前味噌を仕込みましょう
時間がある時に一度チャレンジしてみましょう。
大豆をお水につける工程から始まるので二日間かかりますが、一日お出かけせず、おうちに居られる日があれば作れます。
《手前味噌レシピ》
材料 大豆…500g、米麹…500g、塩…200g
※出来上がり約2㎏弱、お塩の分量はお好みによって増やしてください。
作り方
・大豆をよく洗ってたっぷりのお水に浸します(気温水温によりますがおよそ15時間程度)
・大豆を茹でます(ほぼ倍の大きさに膨らんだ大豆を茹で、指で潰せる固さになるまで)
・大豆を潰します(マッシャー、フードプロセッサーなど利用してOK)
・塩(1割は別にとっておく)と麹を混ぜ合わせます
・潰した大豆と塩+麹を混ぜ合わせます
・ボールのように丸め容器へ隙間なく詰めます(容器は消毒をしておくこと)
・詰め終わったら1割の塩を振ります
・ラップやビニールで蓋をして、重石をのせるか塩蓋をします
・最低でも半年は寝かせましょう

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一度作ったらその美味しさに仕込むことをやめられなくなります。お味噌作りはお子様と一緒に仕込むことがお勧めです。毎日の食卓のお味噌汁はこのお味噌なんだということがわかりますし、みんなで仕込むのはとても楽しくできるでしょう。一度体験しておけばきっと美味しい味噌仕込みを受け継いでくれるはずです。


見城 佐知子

ヨガインストラクター SACHIKO ヨガインストラクターとしてスタジオで指導するほか、にじいろyoggyを主宰し、赤ちゃんからシニアまでを対象にクラスを行っている。 ヨガを学びより一層自然との調和への想いが強くなったことから、もっとシンプルに!もっとナチュラルに!とライフスタイルを見直し実践。 そしてそういった暮らしの楽しさを伝えるRoll House for LIFEをというコミュニティを立ち上げ、衣食住に関する手作りの楽しさを伝えている。 小さな頃からものづくりが好きだったこともあり、__ku_koというブランドを友人と立ち上げ、いつまでも大切に使えるものをテーマにものつくりをしている。