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カリフォルニアで子供と動物と畑のある暮らし〜平日編①〜


動物たちと共に生活のリズムを整える

天然の目覚まし

ファームの1日は早い。といっても日本と違い、カリフォルニアでは少し日の出が遅く、6時過ぎ頃から薄っすらとお日様の光に包まれます。お日様が出てくると同時にベッドルームに隣接するバックヤードでは鶏のエッグソング、ミニ豚スイのブヒブヒ腹ペコソングが始まります。気がつけば我が家では、時計の目覚ましが鳴る日はありません。チビ犬のトウフが、子供たちを起こし、家族みんなの1日が始まります。トイレの後、寝ぼけ眼でまず子供達がやること、それはスイとチキン達のご飯配り。これが落ち着くと、天然の目覚ましはようやく止まります。

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手抜きから始まる1日

まだ温かい産まれたての卵を卵かけ御飯にするか、ほんのり焼いてトーストにのせるか。これで悩む子供達を横目に、お弁当の準備に取り掛かりますが、5分とかかりません。ステンレスの魔法瓶容器に、温かいご飯、昨日の晩ごはんのおかずや、常備菜を入れて詰め込み完了です。日本のお母さんの作るお弁当からは程遠い姿ですが、学校や仕事場でも温かいものを電子レンジなしで食べられる事で、満足感を添えています。学校に子供を連れて行くのは父さんの役割。通勤快速のバイクでひとっ飛び。大きな背中につかまり風を感じる登校は毎日の子供の楽しみです。

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子供の学びの時間はバックヤード。その間に出来るパワーの基となる食事の用意

日中、予定のない日は、学校のない子は遊ぶ相手が家の中にはいないため、自動的にバックヤードでへ。スイとチキン達と日差しを浴びて遊ぶその姿を見つつ、私は掃除に洗濯、夕ご飯の準備を午前中の間に済ませます。食事の内容は大抵、圧力鍋で一気に煮込むものや、野菜を大量に切り、ナッツや豆類、穀物を混ぜ込んだサラダがメインになります。これはとても簡単で、時間の短縮になる上、煮込みは消化によく、サラダは酵素たっぷりで栄養価も素晴らしいからです。そこに時間をかけずして、ドレッシングや、調味料、漬物の手作りに私は時間をかけるようにしています。おすすめの時短夕食の献立は、後にご紹介したいと思います。

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心のゆとりは、自分に満足できた時生まれる副産物のようなもの。型にはまらずこだわらず、自分のペースを見つけることから始めてゆきましょう。


小田島 勢子

LAライフスタイリスト・料理研究家 小田島勢子 カリフォルニア州ロサンゼルス片田舎在住 三児の母。バックヤードで鶏、豚と自由に走り回る子供達と気ままに暮らす。紅茶キノコをはじめ味噌など発酵食品のワークショップも自宅でゆるく行っている。