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地球の鼓動が聞こえる国・アイスランドで見つけた幸せのヒント 〜②長寿の秘訣〜


世界一幸せな国と呼ばれるのはなぜ?旅の記録とともに秘境アイスランドの魅力を3記事に渡りご紹介します。

長寿国アイスランド

知っていましたか?アイスランドは男女ともに世界の平均寿命ランキングの上位に入っており、男性は過去に3年連続1位を獲得したこともあります。新しい指標である「健康寿命(健康上の問題がなく自立して健康に生活できる)」を見てもトップ10内に入るなど、健康大国として注目されています。そんなアイスランドの長寿の秘密とは一体何なのでしょうか。

 

アイスランドの健康な食生活

アイスランドで一番美味しいものと言えば「お水」。この国の水道水は氷河が溶けた消毒がされていない天然水です。軟水で料理にも安全に使うことができます。そのまま飲んでも冷たくて美味しいですよ。旅行の際は是非マイボトルを持って行きましょう。

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アイスランドの食生活は魚・羊・乳製品がメインです。島国のアイスランドでは漁業が盛んなため、新鮮なシーフードが食べられます。魚に含まれるDHA、EPAなどのオメガ3系列脂肪酸は健康な心や脳を保つのを助けてくれます。

また、アイスランドの人口よりも多いと言われている羊、そのほとんどが食用です。羊肉に多く含まれるカルニチンは、筋肉を強くしたり、脂肪燃焼を促進する作用があることが分かっています。アイスランドの羊たちは大自然の中できれいな空気とお水と共に健康に育てられています。

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そして、アイスランドといえば、どこでも売っている乳製品「Skyr(スキール)」。バイキングが伝えたと言われるアイスランドの国民食です。ヨーグルトに似ているのですが、スキムミルクから作られているのでヨーグルトより低脂肪・高タンパク・高カルシウム。最近は、ヨーロッパやアメリカでスーパーフードとして注目を浴びています。
出典先:1796foods.com

 

温泉好きなアイスランド人

前回のコラムでもご紹介しましたが、アイスランドには無数の活火山があります。最近では2010年に噴火しヨーロッパ中の航空便で混乱が起こったのを覚えている方も多いと思います。(実は私たち、あの噴火の直後にアイスランドに行く予定をしていたため、一度断念したという苦い思い出があるのです…)
このように、火山の多いアイスランドでは日本と同様至る所に温泉施設があります。また、ほとんどの住宅が地熱発電で発生したお湯を利用しているので、家庭でも簡単に温泉水に浸かることができます。入浴の習慣が定着していることも健康維持の秘訣なのかもしれませんね。

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出典先:iceland24blog.com

 

ストレスフリーな生活

アイスランドは国連の幸福度調査(World Happiness Report 2015)で世界2位にランクインしています。
犯罪や殺人がほとんど無く、とても治安の良い国です。また、この国は税金が高いですが、大学までの費用が無料で誰もが平等に学び成長できる環境があります。医療費も初診以外は無料、高齢者のサポート等、社会福祉も充実しています。

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さらに、男女格差の最も少ない国でもあります。女性の就業率が高いアイスランドでは、男性の育児休暇の取得率は8割と言われており、育児休暇も夫婦で分け合あうことができます。3ヶ月(母親)+3ヶ月(父親)+3ヶ月(夫婦どちらか)で取得するシステムができていて、5+5+2まで引き延ばす計画だそうです。政治家、企業の役員も40%以上を女性とすることが法律で義務付けられています。共働きで家事も育児も分担して行うことが当たり前のアイスランド、様々な取り組みのおかげで女性の社会進出や出生率の引き上げにも貢献しています。

このように安心して暮らせる社会は、生活上のストレスが少なくアイスランドの人々が幸福に過ごせる仕組みができていることが伺えます。

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そしてなにより、きれいな空気と豊かな自然に恵まれた暮らしだからこそ、心も体も健康で余裕のあるストレスフリーの日々を送れるのかもしれませんね。
次回はアイスランドの暮らしについてお話ししたいと思います。

 


堀内 奈未

ヨガインストラクター・Nami ロサンゼルス在住中にヨガ教室「sunya/シューニャ」を設立、現在は愛知を拠点に活動中。 ヨガの魅力を伝えながら、自らも心が豊かになるヨガ的シンプルライフを実践している。