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カリフォルニアで子供と動物と畑のある暮らし〜平日編③〜


自分自身で出来ることで楽しさ、自信を育てる。そして環境に適応できる身体の能力、免疫力を小さな頃から育てる。

味噌汁作れるこどもたち
晩ご飯の準備に余裕があるとき、こどもたちにしてもらうことがあります。それは、自分達でお味噌汁を作ること。バックヤードの小さな畑からその日の分の春菊や小松菜を引いてきて、水で洗い、包丁で切り、鍋に水を張り、出汁をとり、豆腐などの具を入れる。味噌を溶く。切り方や順番は二の次。自分でやる事にとても意味があります。家族みんなで食事を始めると、目をキラキラさせて味の感想を聞く姿は、誇らしげでなんとも素敵な表情です。

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1日の終わり
夕食が終わる少し前に外も暗くなり、バックヤードの家族(豚のスイ、鶏たち)は皆、ねぐらに戻ります。外で生活をする動物たちは日の出とともに起き、日暮れと共に眠りにつきます。冬の寒さにも、夏の暑さにも負けることなく、風邪なんて引きません。環境に上手に適応し、免疫力も強いファームの動物たちを見ていると、本来人間の姿もこうあるべきだと考えさせられます。できるだけ薄着で裸足、自分の身体で温度を感じ、寒さも暑さも乗り越えられるように。親の思っている以上にこどもたちは適応能力が高いのです。菌に触れれば触れるほどに免疫力が上がるのです。殺菌より、菌とうまく付き合っていく。私はそうやって手抜きをしながら、今日も5人と5匹達と喧嘩しながら仲良く暮らしています。
平日の献立:ささっとメニュー
手羽元となんでも野菜の圧力煮込み(30分でほろほろ)
【材料】(四人前)・手羽元400g ・キャベツ 半玉 ・にんじん 一本 ・玉ねぎ1個 ・えのき 1束・水1000cc ・あればお酒(ワインは白でも赤でも)大さじ3 ・トマトピュレー ½カップ ・にんにく 一片・塩小さじ2½ ・はちみつ大さじ2
野菜は適当な大きさに切り、全ての材料を圧力鍋に放り込む。加圧後ピンが上がったら10分。火を切ってピンが下がったら蓋を開け味を調える。お皿に盛り付けて大人は黒胡椒をガリガリとたっぷりかけて。その他じゃがいもや豆類、コーンやパセリ、セロリを入れて炊いてもとても美味しいです。次の日には残ったご飯とチーズでリゾットも美味しいですよ。

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普段より少しだけ手をぬいてみましょう。そして子供達の無限の能力を信じて少し離れたところから見守ってみて。今までの自分にも子供自身にも、いろんな思いや発見がある事に改めて気がつくことでしょう。


小田島 勢子

LAライフスタイリスト・料理研究家 小田島勢子 カリフォルニア州ロサンゼルス片田舎在住 三児の母。バックヤードで鶏、豚と自由に走り回る子供達と気ままに暮らす。紅茶キノコをはじめ味噌など発酵食品のワークショップも自宅でゆるく行っている。