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風邪なんて寝てりゃ治るっていうお話。


必要なのは薬じゃなく、休む時間

寝てりゃ治るメイン

刷り込みという名の洗脳から抜け出す。

「くしゃみ3回、○ル3錠」「効いたよね、早めのパブ○ン」という誰もが一度は聞いたことがあるキャッチフレーズ。僕は小さい頃から風邪をひいたら薬を飲み、風邪はひき始めに治すと刷り込まれてきました。風邪をひいたら何も考えずにとりあえず薬を飲む、それが当たり前だったのです。社会人になってからは、風邪で仕事を休むということが後ろめたく感じられ、また周囲の目もあり、風邪をひくことは悪いことだと思っていました。でも、ある病気をきっかけにぱたっと薬を飲むことをやめました。

寝てりゃ治る1

出典先:asianscientist

きっかけはノロウィルス。

思い出すだけでも冷や汗が出るのですが、10年ほど前にノロウィルスに感染し胃腸炎を患った時のことです。高熱は出ているし、上からも下からもいろいろ出てくるし、もがき苦しみながら這うようにして家の近くの小さなクリニックに駆け込みました。とにかく、すぐに治してくれる薬が欲しかった。でも先生の口から出た言葉は衝撃的なもの。「今日から2~3日、絶食しましょう。なにも食べないで治しますよ。でも水分だけはしっかり摂って。薬?飲まなくてもいいですよ、そんなもの。」朦朧とする意識の中で耳を疑いましたが、結果しっかり治りました。

 

自分の身体に気づく。

その後、ボディワークに出会い勉強を始め、自然療法や自然治癒についての知識も得るようになりました。目からウロコが何枚落ちたかわかりません。年に1~2回は39℃を超える高熱を出すのですが、それも薬を飲まずにほぼ絶食で2日間寝れば治ることに気づき、熱が上がって下がるというプロセスの中で、自分の免疫機能がフル稼働していることが実感できるようになりました。多分インフルエンザにも何度か罹っているのですが、寝てるだけで治りました。

専門家ではないので細かい言及は避け、実感ベースでお話をしますが、熱が上がっている時は身体の免疫機能がフル稼働して生命力が高まっていることを感じます。薬を飲んでこれを抑え込んでしまうと、逆にそれを弱めてしまう気がするのです。風邪ってすごく気軽にできるデトックス(毒だし)なので、もっとその時間を楽しんだらいいんじゃないかなと思います。もちろん症状は辛いかも知れませんが、その症状はその時の自分に「必要なもの」で、それがあることで自浄をしてくれているのです。風邪をひいたときに本当に必要なものって、薬よりも「休める時間」。薬を飲んで一日でも早く治すのではなく、薬を飲まずに気兼ねなく2~3日ゆっくり休むこと。それがなによりの薬なんじゃないでしょうか?風邪で仕事を休めない、という刷り込みや社会を少しずつ変えていきたいですね。

野口晴哉さんの「風邪の効用」という本にも、こんな内容が書かれていますのでご興味がある方はお薦めです。

 


石井 健介

石井 健介 アパレル業界、エシカルファッション・雑貨業界を経て、現在フリーランスの営業として活動。クラニアルセイクラルを主体としたThe Calmセラピーを考案し、こころとからだを緩めるセラピストとしても活動中。 2児の父親。