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ワークスタイルを変えてみた。


スウェーデンのお父さんに憧れて


ワークスタイルを変えてみたメイン

出典先:image bank Sweden

子どもが生まれたタイミングで会社を辞めました。

2012年8月、第一子が誕生したタイミングで約4年勤めた会社を退社し、フリーランスになりました。ノマドワーカーという言葉が隆盛を誇り、シェアオフィスが都内に雨後の筍のごとくでき始めたちょうどその頃です。世間から見れば子どもが生まれたのに、安定した職を手放し、フリーランスになるということはリスクが大きすぎる!と捉えられるかも知れません。実際、年収は50万円くらい減りました。ただそれと引き換えに手に入れたものはかけがえのないものでした。

ワークスタイルを変えてみた1

出典先:image bank sweden

 

北欧のワークライフバランス

以前勤めていた会社が北欧の商材を扱う会社だったため、自然と北欧の情報が入ってきました。取引先のスウェーデン人の社長がよく「なぜ日本人はこんなに長く、そして遅い時間まで働いているんだ?なぜ夏休みがたったの3~5日しかないんだ?」といつも不思議がっていました。スウェーデンをはじめとする北欧諸国では、短い夏を謳歌するために3~4週間の休暇をとります。また会社の多くはフレックス制度を導入していたり、在宅勤務を認めているため、夕方17時に退社したお父さんが子どもを保育園に迎えに行き、夜は家族の時間をたっぷりと取るというのが一般的だそうです。出産を終えた女性も、出産前と変わらず働くことが多く、父親の育児参加が当たり前、法律や制度がしっかりと整備されています。僕はこの北欧スタイルの働き方、育児への関わり方に憧れ、それを実践することにしたのです。

ワークスタイルを変えてみた2

それから3年の年月が流れました。

結論からいえば、現状にとても幸せを感じています。夫婦共働きで奥さんは看護師。仕事が遅くなることも多々、もちろん夜勤もあります。そこを時間調整しやすい僕がカバーし、北欧のお父さんのように仕事を夕方17時に切り上げ、保育園に迎えに行き夜ご飯だって作ります。このコラムを執筆している2016年1月現在は、奥さんが第二子出産を控え2カ月近く入院をしています。なので今はシングルパパ状態。義父や義母に助けてもらっていますが、基本的に家事育児を全てこなしています。会社勤めをしていたら、ここまでできなかったかも知れません。

Facebookに日々のことごとをアップしていると、「イクメンだよね」と周囲によく言われます。そもそもイクメンってなんなのでしょう?父親だったら育児をするのは当たり前だと思うし、むしろ積極的に参加したい。「外でバリバリと働いて、しっかり稼いでくるのが父親。育児は母親の役割」という従来の刷り込みにはうんざり。仕事も育児も思い切り楽しみたいし、成長の早い子どもの今を見逃したくないのです。家に帰ったら子どもの寝顔にしか会えないお父さん、思い切って働き方を少しだけ変えてみてはいかがでしょう?会社にそんな制度がなかったら、自分がきっかけを作って変えていけばいいと思います。


石井 健介

石井 健介 アパレル業界、エシカルファッション・雑貨業界を経て、現在フリーランスの営業として活動。クラニアルセイクラルを主体としたThe Calmセラピーを考案し、こころとからだを緩めるセラピストとしても活動中。 2児の父親。