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食べることは生きること


おいしい韓国のキムチと食文化

 

たくあんとキムチ

私の中には、日本と韓国の文化が半分ずつあります。

在日韓国人4世。つまり、祖母が2歳で両親と共に、祖父は13歳頃から日本に来たので、私は4世代目。

ほぼほぼ日本人と変わらぬ生活。でも我が家独特の形で韓国の伝統もちゃんと受け継がれています。

それが一番色濃く表れているのが食生活。食卓にはやっぱりキムチがあるし、辛いもの好きな祖母が作る煮魚や肉じゃがは、時々唐辛子色だったりします。

でも、亡くなった祖父は辛いものが苦手だったので、食卓にはたくあんや甘いお漬物と真っ赤な辛いキムチが肩を並べて置かれていました。

お正月には、もちろんお節と韓国の伝統料理が並びます。これも我が家ならではの光景。

生まれた時からそこにある環境は、私にはとても心地よいミックス具合で、間違いなく私の身体と心を作ってきたものです。

森井

 

良いキムチを作れる女性は良い妻となれる

韓流ブームもあって、最近は韓国料理にもとても注目が集まっています。

特にキムチ。発酵食品で乳酸菌やビタミン豊富。カロリーも低く、唐辛子とニンニクで体ポカポカ、血液サラサラになる、美容にもいいとして人気がでました。

韓国では晩秋になると、スーパーの前や市場など道端に白菜が山のように積まれます。それはもう普段の生活では絶対見ることがないであろう圧巻の量です。

『김장(キムジャン)』キムチを漬ける日。日本のお味噌のように、各家庭や地域での味を受け継ぐ伝統行事です。

おすすめはその日に食べられる浅漬けキムチの겉절이(コッチョリ)。

韓国生活時代、ドシリとたらいのそばに腰をおろしてキムチを漬けるおばさまが、真っ赤に染まった手で浅漬けキムチを口に放り込んでくれた、あの最高においしい味は忘れることができません。

森井2

 

韓流ドラマを見ていると、食べるシーンがたくさん出てきます。

もちろん時代が変化してきているので、テーブルとイスだったりオシャレな部屋、お店が映ります。

でもやはりどこかのシーンには昔ながらのオンドル床に膝を立てて座るスタイルで、そして机の上にたくさんのおかずが並ぶ光景が出てきます。

例えば、可愛い女の子が銀色のボールにご飯やナムルを入れ、スプーンでかき混ぜて即席ピビンパを作ったかと思えばそのまま食べる!というシーンなんかもあって、それがまたとてもおいしそうに見えるのです。

韓国ドラマの人気は、実は食べ物にもあります。見たことのない食べ物がたくさん出てくるだけでなく、それを飾ることなく頬張る姿がとてもおいしそうに見せるので、とても惹かれるのではないかと思います。

そんな韓国で食べるご飯の美味しさの虜になった私は、1年で10kg体重が増えたのは秘密です。

韓国は空気にカロリーがある!とその時は思っていました。

 

人は育った環境の味を覚えています。そしてそれは間違いなくその人の体と心を作ってきたものなのです。

食べることは生きることです。


森井 みき

2011年 BYA ベビーヨガセラピーを学び、同じ年二人目を妊娠、翌年出産する。スクスク成長、重くなる娘の抱っこに悩んだことをきっかけに、赤ちゃんのやわらか抱き方講座を受講。抱っことおんぶについて学びを続けている。