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育児は親の心を育む時間


育児は親の心を育む時間

 

育児と発達

種を蒔いてしばらくすると芽が出て膨らんで花が咲く。そんな大自然の営みと同じように子供を授かり産み育てること、それが育児です。私も自分の祖母や母から子育てを教わりました。私は、生まれながらに障がいを負ったお子さんや事故などでリハビリテーションを必要とするお子さんの療育を仕事としています。理学療法士として発達に携わることはその子の生活の一部だと思っています。それぞれのお子さんの発達を促す時、疾患だけではなく生活の場や保護者の関わり方など成育環境はとても重要な要素と言えます。

遠野のわらべうたにみる子育て

日本には古来から様々な育児法があります。岩手県遠野市に古くから伝わる遠野のわらべうたは赤ちゃんへの声掛けにリズムをつけたものでお子さんの反応を見ながら進めます。離乳食の進め方では日々のお子さんの様子から食事を始める時期を決める。このような育児のスタイルが将来的に自分を顧みて考える、相手を思いやる気持ちにつながっていくのではないでしょうか。私自身、娘を育てながらわらべうたを通してコミュニケーションを取ったり目を見て話すことの大切さを教わりました。

 

子供の発達とは

例えば、寝返りを促すためには周りに興味が出ること、動くことが楽しいことと認識することが求められます。周囲に興味が出ておもちゃに手を伸ばしたら転がってしまった。そんな偶然が寝返りの始まりなのです。そこからいかに自分自身や周りに興味をもてるかが成長発達には重要だと言えるのかもしれません。

追われるように過ぎ行く赤ちゃんとの時間も数年で懐かしむようになります。今を大事に楽しめる工夫を一緒に考えていきましょう。

 

 


中原 規予

理学療法士 中原規予 杉並区立こども発達センター、中央愛児園など非常勤にて勤務する傍ら、小金井市子ども家庭支援センターなどで子育てに関する講座を開催している