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障がいってなあに?


障がいってなあに?

子どもの障がいについて

障がいってどんなこと?

私には子どもがおります。普段は保育園に通わせていますが、講演会や講座での講師の際には連れていくこともあります。5歳になりひとり遊びしながら待っていてくれる娘。先日、ふいに聞かれたことが印象的でした。「お母さん、障がいってどんなこと?」その日はある障がい者団体の親の会にて介助法について指導しておりました。周囲には車いすの方もたくさんいました。私も子どもと話す中で、障がいについて考えるいいきっかけを貰ったように思います。障がいについて説明するのを黙って聞いていた娘。「一人ずつ違うって悪いことじゃないよね。」最後にそんなことを述べていました。

障がい、療育とは

障がいとは、ものごとの達成や進行のさまたげとなる事柄のことです。身体に障がいを持つということは成長発達をさまたげる要因が体の一部にあるということになります。生まれながらにして障がいをもっている方の中には遺伝子疾患や周産期に何らかの理由で障がいをもった方もいらっしゃいます。そのようなお子さんのために療育というものがあります。

療育とは、障がいをもつお子さんとご家族のために生活や遊びを通して評価、指導をしていくことを指します。おもに医師の指示のもと療育施設などで提供されています。それらは「現在のあらゆる科学と文明を駆使して障害児の自由度を拡大しようとするもので、その努力は優れた『子育て』でなければならない。( 重症心身障害児療育マニュアル 医歯薬出版より)」とされています。

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個性と障がい

私の好きな本に「小さなロッテ」という本があります。うさこちゃんを描いたディック・ブルーナの作品です。ロッテちゃんは車いすを使っていますが元気いっぱいの女の子。元気な子供たちと遊んでも引けを取りません。

私たちは普段、自分のもっていないものを探しがちです。しかし、持っているものに感謝し生きていくことで人生はより豊かになるのではないでしょうか。子どもの発達も同じ。わが子が持つ力を感じて発達を考えることが大事なのかもしれません。


中原 規予

理学療法士 中原規予 杉並区立こども発達センター、中央愛児園など非常勤にて勤務する傍ら、小金井市子ども家庭支援センターなどで子育てに関する講座を開催している