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性の悩みを乗り越えたからこそかなえた素晴らしい結婚式


結婚式直前、パートナーと受けたカウンセリングで“からだの痛み”を解決!

結婚前に解決したいからだの悩み
私は自分の肩書を「セクシュアリティ・カウンセラー」としています。
性の相談といっても幅広く、セックスという行為そのものだけではなく、性のコンプレックスや、LGBTというアイデンティティに関わること、パートナーとのコミュニケーションなど様々です。しかしセックス・カウンセラーというと、どうしてもセックスの相談に限定されてしまうイメージがあり、特に若い女性は来談しづらく感じるからです。

私が今でも思い出すのは、私がセックス・スクールという名称の会社に勤務していた頃に出会ったクライエントさんです。交際経験は婚約者の彼1人という25歳の彼女にとって、セックス・スクールなどという場所に相談に来るのは、ずいぶんと勇気がいることだったようです。
しかし結婚式を半年後に控えた彼女にはもう、ためらっている時間はありませんでした。
彼女の悩みは「セックスが痛い」ということでした。恥じらいためらいながら語ってくれた話では、これまで1回も彼と一つになれたことがない、ということでした。

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彼と一緒に改善に取り組んだ
性の悩みは誰にも言えないものです。仕事や家族への不満は親友に話せるのに、性に関することだけは、恥ずかしいのとプライドがあるのとで話すことができない、という方がほとんどです。
しかし、ひとりで悩んだままではいつまでも解決しません。特にセックスという、相手がある行為はいわば協働作業。
パートナーと一緒に改善に向けて取り組まなければならないのです。

幸いその女性の彼は理解のある方で、一緒にカウンセリングに来てくれました。
「痛い」とはどの行為が痛いのか、どんな時、どの部位が、どのように痛いのか。どんな気持ちになるのか。2人はこれまでどのようなセックスをしてきたのか。
言いにくいことをがんばって語ってくれた2人からは、本当に気持ちが通じ合っているのが伝わってきて、心から応援したくなりました。

2人は私の出した宿題を熱心にこなしてきてくれて、それから3か月ほど経った頃、「成功しました!」という嬉しい報告をいただきました。
「今まで彼と抱き合っているだけでも幸せだったけど、からだが一つになるってこんなに嬉しいものだったんだな、としみじみと感じました。」とのことでした。

 

すばらしい結婚式
そして初めての来談から半年後。
ある朝、彼女からメールが来ていました。メールには結婚式の写真が添えられていました。
「セックスのことが解決しないままでは結婚に踏み切れないと焦っていましたが、こうして心から晴れやかな気持ちで挙式することができました。本当にありがとうございました。」というものでした。
数点の写真には、満面の笑顔で彼と抱き合う美しい花嫁が写っていました。

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こちらこそ、こんなに温かな感動をいただけたことに心から感謝しました。
カウンセラー冥利に尽きる、とはまさにこのことです。
自分が誰かの幸せに、ほんの少しでもお役にたてた。
そう思えるだけで、私たちの人生は素晴らしいものになるのだと思います。

 

人を幸せにして、自分も幸せを感じることができる。
カウンセラーはすばらしいお仕事だと思います。


潮 英子

離婚をきっかけに、男女のコミュニケーションと心理学に関心を持ちカウンセリングを学び始めました。その後大学院で夫婦関係と性行動の関連について研究をし、コミュニケーションには会話とセックスの両輪が必要であることを確信、セクシュアリティを専門分野としたカウンセリング活動を開始しました。 そして10年にわたり性障害、セックスレス、性嗜癖等、多くの男女の悩み相談に携わり、性が人間のアイデンティティに深く関わっていることを痛感しました。しかし性を専門とするカウンセラーは日本ではまだマイナーな存在です。そこで、これまでの経験をラブライフ・カウンセリングとして体系化して、カウンセラーの育成をすることでこの分野の市場を広げていきたいと思うようになりました。